シャチハタは何回ぐらい押せますか?

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この記事で言うシャチハタとは、株式会社シヤチハタの製品を差します。

※他メーカーの類似商品に関しては、この記事の限りではありませんのでご注意ください。

1回のインク補充で、3000~5000回捺印できる

シャチハタの断面図

印面ゴムの奥に、大量のインクを貯めておける吸蔵体(赤いパーツ)がセットされています。

ほとんどのシヤチハタ印(Xスタンパー)は、1回のインク補充で3000~5000回の捺印が可能です。

シャチハタのネーム印が発売された当初、一日に数百回もの捺印作業が必要な金融機関で重宝されたそうです。

1日に数百回も捺印する人にとって、インク補充はとても面倒な作業です。インク補充作業を少なくするために、ゴム印面の奥に大量のインクを保持できる吸蔵体を配置するなど、様々な改良が繰り返し施されて、現在のような連続捺印性が実現したそうです。

こうした技術が、角型印や丸型印などにも受け継がれているため、シャチハタXスタンパーはその連続捺印性が高く評価されています。

シャチハタの生涯捺印回数は、なんと約100000回!

シャチハタ印を購入してから廃棄するまでの生涯なつ印可能回数は、製品のタイプ、使用状況、文字数などによって異なりますが、インキ補充を繰り返した場合で約100,000回です。

シャチハタXスタンパーは、他社商品を寄せ付けないぶっちぎりの耐久性があります。身近に10年以上使っているシャチハタがあるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

万博などの長期で膨大な数の捺印が行われるイベントでは、大抵シャチハタXスタンパーが採用されているのは、この耐久性が評価されてるからでしょう。

ひとつ短所を挙げるとすれば、一度インクを補充すると、その次に補充するのは数年後になるため、インクが行方不明になってしまうことでしょうか(笑)

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