はい、今日はあのスタンプのお話ですよ。
あのスタンプには、スタンプ台とゴム印を使うタイプと、ポンと押すだけシャチハタタイプ、どちらも対応できますが、今日はシャチハタのサンプルをご紹介いたします。
まずは押してみよう!
このタイプのスタンプは、揮発性の高いインクを使っていますので、キャップがネジになっています。回しながらキャップを外します。
ほら、ネジになっているのが分かりますか?
使わないときはしっかり締めておきましょう。
では、押してみます!
となっ!!
むむむっ! 何にも付いてない!
ほんとに何も見えない。
ブラックライトを用意しよう!
ブラックライトを用意しましたよ。
スイッチを入れると青黒く光りました。
ブラックライトを当ててみよう!
先程スタンプを捺印した用紙にブラックライトを当ててみましょう。
お、何か見えてきました。
もう少し光を近づけてみましょう!
おおおおーーー!
ばっちり光りました!
(※このサンプルはキャンセル品なのですが、版権の関係で一部モザイク処理を施しています。サンプル品として使用することの許可は得ています。)
ブラックライトを当てると光るインクを隠しインクといいます
このインクを隠しインクと呼んでいます。
遊園地の再入場の際に、手の甲にスタンプされた経験をお持ちの方も多いと思います。
シャチハタ株式会社から発売されている隠しインクには、油性タイプと水性タイプがありまして、手の甲にスタンプして使われるのは水性の隠しインクになります。
ただし、メーカーが人体へ使用した場合に無害であることを保証しているわけではありませんので、あくまでも人体へ使用する場合は使用者の責任となります。広く使用されている商品ですので、概ね問題は無いであろうとは思いますが、手などに捺印される場合は念のためにご注意くださいね。
ブラックライト用インクの用途は?
このインクは、様々な用途で利用されています。
あるリサイクルショップでは、スタンプ台(インクを浸み込ませてないタイプ)に隠しインクを補充して、回転式の日付印を使ってタグに買取日をスタンプしているそうです。
ブラックライトを当てれば、買取日が分かりますので、商品管理に便利なのだそうです。
また、あるメーカーさんは、返品で戻ってきた商品(新品)の箱に、このスタンプでマーキングして、やはり商品管理に役立てていると聞いたこともあります。
※ただし、この特性は常温の環境下で約1ヵ月程度とのことですので、あまり長期の管理には適しません。
商品そのものにマーキングできる!
お客様に渡る商品そのものに、何らかのマーキングを行いたい場合に、この隠しインキはとっても便利です。
注文生産の商品になりますので、入荷まで2週間~1ヶ月程度かかる場合がありますので、ご利用になりたい場合はお早目にご相談くださいね。
捺印する対象物や用途に合わせて、ご提案させていただきますよ~
ではまた明日 (^o^)/